ビールと発泡酒の違いって知っていますか。値段?おいしさ?
こんばんは、石橋正裕です。
みなさんは、お酒は好きでしょうか?
お花見の時期ということで、最近飲まれた方も多いのではないかと思います。
コミュニケーションツールとしても大事ですよね。
ちなみに「ビール」と「発泡酒」との違いって分かりますか?
・ビールのほうが高い
・発泡酒はビールよりおいしくない
たしかにそういうイメージがありますが、実際のところはどうなんでしょうか。
違いについては、酒税法で規定されているようです。
ビールの原料として、麦芽とホップ、水といった必須原料以外に
副原料として麦、米、コーンなどしか認められていなかったようです。
なので、果実を副原料にした場合は「ビール」ではなく、
「発泡酒」の扱いになるんですね。
例えばベルギービールは、
フルーティな味わいなものも多くておいしいですが、
有名ブランドだと、「ヒューガルデン・ホワイト」なども法律上は発泡酒扱いになるということですよね。
副原料として認められていないオレンジピールやコリアンダーが使われているからです。
では、なぜ今こういったことが注目されているかというと、
この4月から酒税法が以下のように改定されるようです。
・麦芽比率の変更(67%以上→50%以上)
・風味づけに使う副原料の範囲拡大(果実や香味料も認められる)
・主発酵後の添加(ドライホッピングなども認められる)
つまり、ビールの各メーカーはビールではなく、発泡酒というネガティブなイメージを
もたれるのを避けて、麦、米、コーンのみを使ってきたところが多かったですが、
今後はいろんな副原料を使ったビールが増えるということですね。
かつお節、みそ、コーヒー、ゴマなどを副原料につかったビールも
出てくるかもしれませんね。